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和田秀樹著『70歳から一気に老化する人しない人』(プレジデント社発行)の紹介

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生活の知恵

和田秀樹著『70歳から一気に老化する人しない人』の紹介

Hiro
Hiro

 本文の内容について理解した私が,私なりに問題を作りました。途中に問題がありますから,先の答えを紙で隠して見えないようにして考えてください。問題どうしのつながりは,あまりありませんので,その都度考えてくださるとありがたいです。よろしくお願いします。

Hiro
Hiro

 勿論,あなたがこの本を購入して読んでくださることを推奨します。内容がよく理解できると思うからです。

Hiro
Hiro

それでは,ここから本文の紹介になります。

Hiro
Hiro

 日本人の平均寿命は,2020年の調査によると,男性が81歳,女性が87歳です。

それでは,ここで問題です。

問題1.男性は9年間,女性は12年間――。この年数は何を表しているでしょうか。

 予 想
ア. 65歳からの健康寿命の期間
イ. 寝たきりや誰かに介助される期間
ウ. その他

Hiro
Hiro

 答えは,病気や認知症などで寝たきりになったり,誰かに介助されたりしながら生きる平均年数を表したものです。

よって正解は,イです。

私は,意外に長いと感じました。

Hiro
Hiro

 さて,「人生100年」といわれる時代になりました。

ここで,問題です。

問題2.日本には今100歳オーバーの人がおよそ何万人いるでしょうか。

 予 想
ア. およそ3万人
イ. およそ8万人
ウ. およそ13万人
エ. その他

Hiro
Hiro

答えは,

イ.およそ8万6000人が正解です。

 コレステロール値が高いと診断されると,それを下げるような食事制限をすることが多いでしょう。でもコレステロール値を低下させると,身体的にも脳機能的にも老化をすすめてしまいます。免疫力は下がりますし,うつ病のリスクも上がります。男性ホルモンの生成が減って意欲が低下し,脳の神経細胞シナプスの機能が低下することも報告されています。つまり,健康になるというよりは,「元気のないお年寄り」になってしまうのです。

Hiro
Hiro

そこで,問題です。

問題3. ではなぜ,コレステロール値を下げるように指導されるのでしょうか。

 予 想
ア.  製薬会社が利益を出すような仕組みになっているから。
イ.  「動脈硬化を防ぐ」というアメリカの健康論を,日本の医学界がそのまま信奉しているから。
ウ. その他

 アメリカでは死因のトップは心臓病です。がんで亡くなる人より多く人が心臓病で亡くなっているので,心筋梗塞の予防がすなわち長寿のための健康対策となるわけです。

 しかし,日本の疾病構造はまったく違います。日本ではがんで亡くなる人が虚血性心疾患のそれの10倍以上いて,心筋梗塞で亡くなる人の数はOECD諸国の中でもっとも少ないのです。このように,疾病構造や食生活がまったく異なっているのに,コレステロールが悪玉であるかのようなアメリカの流の健康論が,日本では信じられています。がんで亡くなる人がいちばん多いのであれば,本来,コレステロールなど制限せず,免疫活性を上げることを考えた方が日本人の長寿に寄与するはずなのです。

Hiro
Hiro

正解は,イです。

 2007年に財政破綻した北海道夕張市では,それまであった171床の総合病院が閉院し,19床の診療所だけになってしまい,市内にCTや MRIが1台もなくなりました。しかし市民の平均寿命が下がることもなく,心筋梗塞やがんの死亡率がむしろ減ったことで注目を集めました。

 コロナ禍の2020年には,日本全国で例年より死者数が約1万人減ったことが注目されました。これまで人口の高齢化で毎年2万人くらいずつ死者が増加していたのですから,実質的には亡くなる方がトータルで3万人減ったことになります。病院で新型コロナウイルス感染症をうつされるのを怖がり,高齢者が受診を手控え,人間ドックなどを受ける人も激減した結果,「死者が増えるのではないか」と心配されたところ,実際には逆の現象が起こったのです。いままで私たちが持っていた,「高齢者に手厚い医療を行った方が長生きできるし,健康である」という“常識”は,どうやら「正しい」わけではないようなのです。

問題4. 70歳代で一気に老け込まないために一番必要なものとは何か,和田秀樹氏はどう考えているでしょうか。

 予 想
ア. 肉食を増やすこと
イ. 「意欲の低下」を避けること
ウ. 多くの人と友達関係を続けること
エ. その他

Hiro
Hiro

和田氏は,次のように書いています。

 「意欲の低下」を避けるために,使い続ける「習慣づくり」が大切です。それは,水泳でも山登りでも絵画や囲碁・将棋などの趣味の活動でも70代で習慣化したものは80代になってそれをやめるということはなかなかありません。70代の人たちは,放っておけば何もせず,すぐに老け込んでいく危険性があります。

Hiro
Hiro

正解は,イです。

アも間違いではありません。

Hiro
Hiro

和田秀樹氏は,肉食も大切だと書いています。

問題5. 長野県はかつて,都道府県の中でも平均寿命のデータが下位に位置していました。2010年において長寿で全国1位になりました。なぜ1位になることができたのでしょうか。この根拠を和田氏はどう考えているでしょうか。

 予 想
ア.  地形的に山間部が多く,山道をよく歩いて足腰が鍛えられるから
イ. イナゴや蜂の子などの虫を食べる習慣があるから
ウ.  高齢者の就業率が高くなったから
エ. その他

 この理由を私(和田氏)は,長野県の高齢者の就業率にあるのではないかと考えています。2017年10月1日現在,長野県の高齢者就業率は,男性が41.6%,女性も21.6%で,男女ともに第1位です。

Hiro
Hiro

正解は,ウです。

 1950年まで日本の死因トップは,結核でした。それが50年前後から激減。1957年には死因の上位5位から外れました。

Hiro
Hiro

ここで,問題です。

問題6. 日本で結核が激減した原因について和田秀樹氏はどう考えているでしょうか。

 予 想
ア. ストレプトマイシンという抗生物質のおかげ
イ. BCGワクチンのおかげ
ウ. アメリカが配った脱脂粉乳のおかげ
エ. その他

 脱脂粉乳のおかげで,日本人の摂るたんぱく質の量が激増したのです。日本人全体の栄養の改善が,結核患者を減らしたのです。結核に代わって死因のトップになったのは,脳卒中でした。高血圧が原因ということで,減塩運動が進められました。減塩と高血圧の薬を飲むことで改善したとされています。

Hiro
Hiro

ここで,問題です。

問題7. 日本で脳卒中が改善した原因を和田秀樹氏はどう考えているでしょうか。

 予 想
ア.  減塩と高血圧の薬を飲むことで改善した
イ. 食の西洋化にともない,肉を食べ,たんぱく質の摂取量が増えたから
ウ. たんぱく質の摂取量が増え,血管の弾性がよくなったから
エ. その他

 かつては血圧150くらいでも,血管が破れて脳卒中になる人が数多くいました。しかし,栄養が行きわたっているいまは,動脈瘤が破れるくも膜下出血はあるものの,血圧200を超えた人でも脳卒中はあまり起こらない。それほどまでに血管の弾性が向上しました。これもたんぱく質のおかげです。なので,70代こそ肉を食べましょう。歳をとればとるほど,毎日の食事を通じて男性ホルモンの材料になる肉やコレステロールを摂取する必要があります。

Hiro
Hiro

 さて,いかがだったでしょうか。老人が生き生きと生活するためには,栄養と精神的なものが大きいということでしょうか。そういう意味でも我々のサークル活動を続けるということは,個人の健康にも大きな影響を与えていると考えます。

Hiro
Hiro

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

Hiro
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