ヒロじい教えて！不労所得を目指す

みうちゃん、自分の夢は決まったかい。

そうか。みうちゃんには、時間がたっぷりあるから，夢をかなえてくださいね。

ところで，みうちゃんは、お金持ちになりたいかい？

そうだよね。お金がなかったら、自分がやりたいことができないよね。食べものが買えなかったら死んでしまうかもしれないしね。

まっ、今の日本で生活していたら、死ぬことはないだろうけどね。

みうちゃん、お金について大切なことを話すよ。よく聞いてね。

お金を手に入れる方法を考えてほしいんだけど。

そうだよ。一つのやり方は働くことさ。働くことはとても大切なことだよ。働かなくては，お金は入ってこない。でも、別の方法もあるんだ。

実は、この働く以外にお金を手に入れる方法がこの世に存在する。

じいじは、若い頃この働く以外の方法を知らなかった。知ったのは大人になって，ず～と後になってからなんだ。『もっと若いときにこのことを知っていたらなあ、誰か教えてくれたらよかったのになあ』とつくづく思ったよ。でもこの方法を知ってからすぐ始めた。でも60歳になっていたよ。

わかった、わかった。そんなに焦らなくていいよ。時間はたっぷりある。それにゆっくり考えないとうまくいかないかもしれない。いつでも落ち着いて考えることが大事だよ。

そう、自分の頭の中でいつもイメージするのさ。イメージするのが大事だよ。図や絵や文章で表すことができて、人に説明することができたら、自分でわかったということさ。

その方法は・・・

お金に働かせるという方法さ。

お金に働かせるという方法は、いくつかある。自分であたらしく考え出すこともできる。イメージできるようにいくつか，先人の方法を教えてあげよう。

じいじは、子どもの頃から『お金持ちになれるのは、お金持ちだけだ』と思っていたんだ。じいじの周りの人たちも「どこの会社に勤めようか」とか、「公務員になろうか」とか考えるだけで、自分で何かを始めることを考えようとする人はほとんどいなかった。ましてや、お金持ちになれるとも思っていなかった。何かを始めるのにも一定のお金が必要だからね。しかし、お金がなくてもお金持ちになっている人を何人か知ることができて、自分の考えは間違いだと気づいた。

例えば、アメリカ人のロバートキヨサキ氏は、家を買ってそれを人に貸し出すことによって大きな利益を出すことに成功した。元手は銀行から借りたお金だ。銀行の金利より人に貸す家賃が高ければたくさんの家を貸せば貸すほど儲かるという仕組みなんだ。キヨサキ氏は、たくさんの家を買ったので、車で生活する苦しい時もあったみたいだ。しかし、日本の好景気によって日本人がハワイの土地や家を買うようになってキヨサキ氏が持ってい不動産の値段が高くなった。それで業績が好転してお金が入ってくるようになった。ただし、気を付けてほしいんだけど事業を興したリスクによっては、自己破産する人もいる。実際、億万長者になった人は、自己破産を経験した人が何人もいるそうだよ。でも、サラリーマンや公務員は億万長者にはなれないんだ。なぜか、それは税金を取られるからさ。億万長者になる人は、ほとんどが自営業の人だ。税金を払う金額を収入に比べてかなり節約できるからね。

ん～、なれないこともない。夫婦共に公務員だったらなれる可能性がある。ファンドを利用したり、生活を切り詰めたりすれば、退職したときに１億円くらいは残せるよね。あとは、1億円をファンドに託して年利率が３％として、年間300万円くらいの収入として受け取ることができるはずさ。月25万円くらいで生活できたら、働かなくて良いことになるね。

お金に働いてもらうというのは、考え方だからね。いろんな方法があるんだ。

実は，じいじの叔父さんは公務員だったんだけど，退職した今でも悠々自適に暮らしているよ。叔父さんは，若い頃とても好立地の土地を１億円で買ったそうだよ。今は，その土地を宅急便の倉庫として貸しているらしいよ。月に40万円の収入があるそうだよ。しかも，屋根にはソーラーパネルを載せているんだ。賢いね！

また例を出すけど、じいじは働きながら稼いだお金を＜さわかみファンド＞に入れて、株の利回りでお金を増やすことをしている。また，今ビットコインにも投資をしたことがある。投資は，必ず儲かるかどうかは、わからない。でもリスクをとらないとお金は増えないんだ。

美羽ちゃんには、夢が大事だよって教えたよね

志は一番大事なんだけど、自分一人だけで達成することは難しい。周りの人に助けてもらわないと志も達成できないことが多い。

お金に働いてもらうにも、誰かに助けてもらわないとできないんだ。

そうだね。世の中ややこしいよね。人間は社会をつくる動物だからね。

お金を増やすことを周りの人に認めてもらわないと、お金は入ってこない。

お金が増えるということは、周りの人もよい思いをしているということさ。お金を増やす方法に話を戻すよ。

お金に働いてもらう方法は、残念ながら、こうすれば大丈夫という方法はないんだ。自分で考えなくてはいけない。しかもリスクを取らないといけない。だから100人のうち１人しかお金持ちになれない。そのくらい難しいということさ。

自分でその方法を見つけるためには本を読まないといけない。たくさんの人に会わなくてはいけない。いろんな人にいろんなことを教えてもらうのさ。今はインターネットがあるから、自分でお店も簡単にもてる。文章をブログで発信することもできる。いろいろなことをやってみて、自分の方法を考えることさ。考えた10の方法のうちやっと１つだけ成功するかもしれない芽がみつかるとかいうからね。成功の勝率は、１勝９敗さ。

みうちゃんは、お金についても自分で決めていかないといけない。教えてもらっても良い。しかし、判断は自分ですること。良いことも良くないことも責任は全て自分自身で負うこと。そこから逃げてはいけない。人生はゲームだからね。楽しんだらいいさ。

じいじが仮想通貨に投資するようになったいきさつを詳しくお話しておこう。ひょっとしたら、何かのアドバイスになるかもしれないしね。

今の世に中、お金はとても大切だよね。みうちゃんが大人になるころには、お金はそんなに大切ではないような世の中になっているかもしれない。そんな世の中になることを私は願っているけどね。お金に対して、考えなくても良い世の中になればどんなにすばらしいでしょうか。今は、お金を自分で稼がなくては生きていけない。それほど大事なものになっている。しかし、お金より大事なものはたくさんある。お金は必要だが、お金を稼ぐことが人生の目的になってはいけないよ。

私はアメリカに行くことを目標にして2009年から９年間さわかみファンドで月１万円ずつ積み立てをしてきた。2018年の５月に全額をさわかみファンドから降ろした。実質９年間月１万円を積み立てたことになるので、総額は108万円になるはずだ。もし銀行に預けたとなると利息は1080円程度になるだろう。コーヒー２杯分さ。さて、さわかみファンドから下したお金は、178万5879円だった。利息は69万999円になった。所得税105,826円、住民税34,549円を引かれて、この金額だよ。ファンド（投資信託）に預けるとこのように金額が違ってくる。誤解しないで欲しいのは、損をする場合もあるということだ。短期的には損をするが、10年20年と長くファンドに預けると平均３％の利回りがあると言われている。今回はなぜこんなに３％以上の利回りがあったかというと、2008年にリーマンショックというサブプライムローンが破綻するということがアメリカで起きた。リーマンブラザーズ証券会社が倒産してしまった。その結果世界中が不景気になったことがあった。日本の株価も下がった。次の年の４月から私はファンドを始めた。これが良かったのだ。橘玲（たちばなあきら）という作家が「臆病者の株式入門」に書かれているのは、「株価がさがったら株を買いなさい、株価が上がったら株を売りなさい」ということだ。これは当たり前のことだが、証券会社はこれができない。お客は、年中いるから個人のように自由に株を買うことができない。私が「さわかみファンド」を利用していたのは、インデックスファンドだよ。株式市場すべての会社の株に投資するというもので、この方法は優れていると思うな。さわかみファンドで利益が出た約70万円をビットフライヤーに入金した。それから、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムの仮想通貨を20万円ずつくらい買った。そして、イーサリアムでＩＯＣを買った。じいじのゲームを始めたというわけさ。

さて，結果がどうなったか。どうなったか教えてあげるね。

結局，ビットコインは9万円で買って，９万円で売った。IOCは全てだめになった。イーサリアムやビットコインキャッシュは，安いままなので，損を承知で円に換えたよ。つまり，損切したということさ。

儲けになったのは，さわかみファンドに預けたお金だけだったという，考えてみればあたり前の結果になりました。