前回のレポートでは、一度読んだことがある本なのに忘れていたことを抜き書きして、自分の思いを書き足してみました。
今回も「医学常識はウソだらけ」三石巌著・祥伝社黄金文庫からもう一度大事なことを書き留めておくことにします。ただし、三石理論も仮説として受け入れることが大切であろうと考えます。
食塩の過剰摂取が原因で高血圧になる人はいる。ただし、それが原因になっているケースは、高血圧患者100人のうち1人か2人という割合である。
それにしても、これほど間違い明白な治療法が、なぜ「医学常識」となってしまったのか。誰でも疑問に思うだろう。その疑問を解くためには、「疫学」という学問の限界について話しておく必要がある。
※この「食塩を摂りすぎると高血圧になる」という食塩原因説はこの疫学によって導き出されたものらしい。三石巌氏に言わせると,全くのウソらしいのです。ところが医者はこれを金科玉条に患者に押し付けています。これで,本当にいいのでしょうか。
※コレステロールから細胞ができています。例えば皮膚の細胞は約4週間で代謝回転するように、細胞は常に新しいに作り替えられているから、その材料となるものをいつも用意しておかなくてはいけません。そのくらい大切なコレストロールが「成人病の原因」としか思われていないとしたら困ったことです。偏った情報しか与えない医者は無責任だと思いませんか。
※エラスチンという物質?が動脈をよみがえらせることができるようです。そこで医者は、エラスチンを投与しようとします。しかし、三石さんは、栄養として自分でとり、自分で作り出すことが大事だといいます。大事なのはビタミンB6だそうです。イワシ、大豆、バナナ、豚肉などに多く含まれているそうです。
※大量のビタミンを十分に摂ればそれでOKという訳ではありません。老化や病気の原因は自分の体内でつくられるからです。人間のエネルギーを作るときにつかわれる酸素の2%が活性酸素になると言われています。活性酸素は、電子ドロボーとなって他の細胞の原子から電子を奪います。
※最初に活性酸素の攻撃を受けてから、一人前の癌細胞になるまでにおよそ19年から20年かかるといわれています。人間ドックなどで癌細胞が見つかったときには、癌の数は10億をこえているそうです。そうすると癌の治療が大事というより、癌予防が大切になると考えられます。癌の治療から予防へ考え方を変える方が得策ではないでしょうか。
※人間に換算すると一日に200本という数のたばこをねずみに与えると、肺がんになりました。これがタバコと肺がんの因果関係なのだそうです。本当にばかばかしい話です。このごろは、タバコと肺がんは関係ないと言われ始めています。なかには、大昔から人間が愛用してきたものが悪いはずがないと言う方もいます。
※タバコを吸う人は認知症になりにくいと言われているそうです。そして、まわりにタバコを吸う人が少なくなって、女性の肺がんが増えているという情報もあります。本当のことはわかりませんが、医学界の不誠実な対応が社会的な問題をより複雑に分かりにくくしているのかもしれません。
※逆にいえば肉を食べれば脳卒中になりにくいということです。これは日本人のデータでも証明されているそうです。
※植物油は問題が多いそうです。テレビでよくサラダ油などのCMを見かけますから身体に食用油が悪いとは,おそらく言えないのでしょう。武田さんは、植物油が認知症の原因なので、控えるように言っています。
※三石さんは、この2つが、人間にとって最大の害になると言っています。ショートニングはほとんどのパンに入っています。なので、マーガリンを使わないようにするしかないかもしれません。
※浄水器は、トリハロメタンなどの有害物質を除去しますが、同じように身体によい物質例えば、カルシウムやマグネシウムも除去します。なので普通の水道水が一番良いそうです。
※人間の体液は常に弱アルカリ性にコントロールされています。ホメオスタシスの機能が働いているからです。「酸性の体質をアルカリ性に」という謳い文句は全くのナンセンスなのです。人間には胃があります。胃には強い酸性の胃液が満たされています。アルカリ性の水を飲んだところでそのまま腸に届くはずがありません。愚かな飲み物だと三石さんは言います。
※スポーツは身体に悪いのです。活性酸素を大量に発生させるからです。よくジョギングをすると気分が良くなると言われますが、身体が強いストレスにさらされているので、モルヒネのような物質が脳内に出ていると言われています。
※ヤブ人間ドックが野放しになっています。本当のところ,公的な基準や規制がないそうです。
※栄養を摂るのが大事だとわかっています。カロリーを考えると栄養補助食品を摂ることが大切なことも分かっています。ただ、栄養補助食品は金額が高いのです。これをなんとかしないと社会に広まりません。
※三石理論が広まると,おそらくですが,日本の医療費をかなり低く抑えることができると思います。世の中は、利害関係で動いているので無理な話なのかもしれません。教育と同じで、医療関係も日本の歴史や文化とかなり密接に関係していて,そう簡単には改革はできないのでしょう。
※物事の本質を知った上で、難しいなあと考えられることが大事だと思います。無知が一番よくないのです。これからもいろいろな本を読んで,何が大切なのか,何が真実なのかを深く考えていければと思います。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
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