
2025年12月13日,今回の科学教室の参加者は全部で5名,ゼミ生が3名の参加でした。内容は,仮説実験授業「吹き矢の力学」です。

<吹き矢>といっても,参加者の安全を配慮してストローと綿棒で実験することにしました。写真を参照ください。


ストローの長さもいろいろです。2倍の長さ,4倍の長さ,8倍の長さのストローまであります。


「<吹き矢>を使ったことがある人は,いますか?」と,質問すると,3人が手を挙げてくれました。

吹き矢の実験には,ゼミ生にも参加してもらいました。人によって,また吹き方によっても綿棒が飛ぶ距離が違ってくるので,シャープに結果が出ないときもありました。全体的に,まあまあ実験結果は予想通りでした。


さて,あなたに問題です。


ア・イ・ウの中から1つ選んでください。

さあ,どれが正解でしょうか?

正解は,イです。

イが正解の理由は,何でしょうか?
実は,アの場合は,力が加わる時間が短いからです。


イの場合は,力が加わる時間が長いからです。だから,吹き矢は長ければ長いほど遠くまで飛びます。(ただし,限界はあります)吹き矢の長さが長いほど,力を加え続けることができるからです。


多くの実験結果をもとに力積について学びました。


力×時間=力積です。


一人の人間が力を大きくすることは難しいですが,時間を長くすることは,できやすいかなと思います。何かを大きく動かすには,時間をかけることが大切だということを一緒に学びました。

授業が終わり,感想を書いていただく前に,ゼミ生のみなさんへ私からお願いをしました。

「<楽しかったです>と書いてくれるのは,うれしいのですが,学んだことや楽しかったことをもっと具体的に書いてほしいので,お願いします」
と,伝えました。
そして,評価をしていただきました。
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ストローで吹き矢のりきがくたのしかった。ストローでめんぼうとばすのがたのしかった。(Yさん 5,5)
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今日,科学の授業がありました。吹き矢の学習で(ストローが)4本の時に飛ぶ授業がとても興味がありました(Sさん 5,5)
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ストローを吹き,綿棒が飛ぶのが楽しかった。吹き矢の力学,勉強が楽しかった。(Kさん 5,5)
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勝手にこうだろうと思っていたことも実験することで,違うことがわかりました。力だけでなく,時間をかけることによって速くなったり,力が大きくなることがわかりました。(Sさん 5,5)
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吹き矢の長さが変わっても飛ぶ距離はあまり変わらないと思っていたが,長くなればなるほど遠くまで飛ばすことができてびっくりしました。それは,「力積」だと知らされて,知らない言葉なので勉強になりました。継続することで力がたまっていくので,何事も続けて取り組まないと大きな力にならないことを知らされました。良かったです。(Tさん 5,5)

次回の科学教室(1月10日(土))は,「程度のもんだい」の学習です。

「程度のもんだい」という言葉は,生活の中でもよくつかわれます。この言葉を科学的に考えるとどうなるのでしょうか?おそらく,あなたは「程度のもんだい」について,より深く考えることができるようになると思います。深く考えるための楽しい実験がたくさんありますので,ゼミ生の皆さん,よかったら参加してください。保護者の方もよかったら参加してください。参加して一緒に科学を楽しみましょう!

※最後まで,読んでいただきありがとうございました💛

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