ヒロじい教えて！土地や家を買うときに気を付けること

それは，自分の感覚を大事にすること。もう一つは，損をしないように心がけること。この２つです。

この世で情報ほど役にたつものはありません。しかし、正確な価値の高い情報を得ることは我々庶民にとっては、かなり難しいでしょう。

なぜでしょうか。

例えば不動産を購入したいと考えているとします。買うからには良い物件が欲しいところです。例えば駅に近いとか、静かで周りの環境も良いとか。ところが、そんな良い物件は我々庶民である川下の方には流れてこないことが多いです。上流の方々、例えば大きな不動産会社の経営者とか、経営者の良いお客さんだとか、そんな人にしか流れてこないのです。

我々庶民に流れてくるのは良くてもまあ、そこそこの物件の情報くらいでしょう。それは、仕方のないことです。

じゃあ、良い不動産を購入するには、どうしたら良いのか。それは、本を読んで勉強する、不動産に詳しい人に聞く、不動産会社に電話して自分に合うものを紹介してもらうなどの手が考えられます。

私の知り合いは、中古住宅で駅から10分以内、築８年以内などの条件を絞り込んで、滋賀県の全ての不動産会社に電話した人がいました（昔なのでネットがなかった）。そして，自分が欲しい物件を見つけました。

今は，ネット上に写真付きでたくさんの不動産が掲載されています。しかし，あなたが本当に不動産が欲しかったら、どんな物件が良いのか本を読むなり，何かの勉強をしないといけないでしょう。

そして，この家（土地）でいいのかを決心するときは、自分の感覚を信じることでしょうね。

不動産の購入は，縁があるか，ないか，とよく言われています。まっ，恋愛みたいなものと考えていいでしょう。その不動産を自分が本当に気に入っているかが，一番大事です。

自分が今住んでいる家の元の家（家を買ってから数年後に今の家に建て直しました）の金額は，およそ1500万円でした。その不動産屋さんは，プレハブ小屋で仕事をしていました。そんな小屋みたいな不動産屋さんで「大丈夫かなあ」、「騙されてないかなあ」と思いました。なので，手付金を一万円にしました。もしものことがあっても，つまり騙されても「１万円ならいいや」と思ったからです。結局は，大丈夫でした。

この家の場所は南東角地で，しかも川の側で見晴らしがとてもよく，気に入っていたからです。一目見て「ここにしよう」と思いました。今でも良かったと思っています。あなたの甲斐性を考えて，あなたの感性を信じて買ったらいいかもしれません。