
2025年3月18日,今日はRちゃんの卒業式でした。

Rちゃん,卒業おめでとう!

式に来てくれて,ありがとう。

式に参加できてよかったです。

私が現役のときの卒業式と大きく変化していて驚きました。卒業生がメインの式に変わっていたと感じました。担任の先生も<呼名>だけに特化していました。

入場・退場も卒業生だけ。
在校生(1年生から5年生)は居ません。

呼びかけは,6年生だけで完結。
歌は卒業生が1曲だけ歌う。

正味1時間弱の式でした。
午前9時前に始まり10時には終わっていました。

式の終わりに体育館で担任集団から一人ひとり
挨拶していただきました。

保護者は,子どもの教室には行けませんでした。
私は行きたかったわ!

担任団の挨拶の後は,担当の先生が編集した
30分くらいの卒業用ビデオを観ました。

子どもが教室から帰ってくると
保護者と一緒に帰るという流れでした。

式の中で校長先生が
式辞を述べられました。

レオ=レオニ作(谷川俊太郎訳)『じぶんだけの いろ』の絵本をプロジェクターで大きな白い幕に写して,校長先生に読んでいただきました。

校長先生のお話は,自分らしく,今のまま努力して欲しいといった内容だったと思います。

お話を聞きながら,自分ならどんな話をRちゃんにするかなー?
と,考えながら聴いていました。

そこで,自分ならということでRちゃんに
<はなむけ>の言葉を書いてみます。

Rちゃん,卒業おめでとう。

私は,Rちゃんが生まれたときのことをハッキリ覚えています。

目が大きく,しっかりした顔をした可愛らしい赤ちゃんでした。

Rちゃんの入学式にも参加しました。
だから,今日の卒業式でRちゃんの1年生のときの写真を見たときは,
涙が出そうになりました。

そして,Rちゃんの今の姿を自分のじいちゃん(2人います),ばあちゃん(2人います),母親,父親に見せたいと思いました。自分がいて,子どもがいて,Rちゃんがいる。命の繋がりを考えずにはいられませんでした。今のRちゃんの姿をみんなに見せられたら,こんなに嬉しいことはありません。

当たり前ですが,そんなことは不可能です。みんな亡くなっているからです。私は,思います。私のじいちゃん,ばあちゃん,母,父,私の妻のじいちゃん,ばあちゃん,母,父が居て,我が子と我が子の妻がいて今のRちゃんがいます。

今,私はRちゃんをしっかり見ることができました。
こんなに幸せなことはありません。

みんなの代わりに目に焼き付けておきました。
みんなが生きていたら,きっとみんなも喜んでいることでしょう。
それはできません。
だから,今,生きていることの重みを感じました。

もう一つ,Rちゃんは読書が大好きです。
なので,これからも読書を続けて欲しいと思います。

大昔から人間社会は少しずつ発展してきました。今は情報社会になり,社会も大きく変化している最中です。建物や社会システムは変化が無いように思えますが,人間の目に見えないところで大きく変化しています(と感じています)。Rちゃんが20歳になるころには,社会は驚くほど変化しているはずです。

読書をしていろいろなことを学んで欲しいのです。

全ての人が学ばないとこれからの社会はより良い方向に発展しないのではないかと心配しています。未来はディストピアだと言う人もいます。最適化社会から自然社会になると予想する人もいます。

いずれにしろ,
人は学ばないといけない動物なのだと思います。

一人ひとりでは何もできない,では無くて一人ひとりが社会を創っていくのです。

そんな大きな視点を持てる大人になってくれたらいいなあと願って,<はなむけ>の言葉とします。

Rちゃん,これからも充実した自分の人生をあるいてください。

Rちゃんに何かあれば,全力ですぐ支援するからね。

最後まで読んでいただき,
ありがとうございました。

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