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算数の授業での子ども達の成長

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算数の計算力を高める方法
Shige
Shige

私もレポートというものを書いてみました。

読んで頂けたらうれしいです。よろしくお願いします。

Shige
Shige

 人はそれぞれ容姿も性格も全く違うように,子どもの成長も全く違うので,一斉授業の中でそれぞれの成長が見られるのはとても嬉しいことです。今回はその成長ぶりをほんの少しだけ記録してみようと思いました。

算数の授業で大切にしてきたこと

それは・・・
Shige
Shige

「なぜ?」

Shige
Shige

「考えたことを自分の言葉で説明して」

でした。
Shige
Shige

高学年でよくあるのは,理解力のある子が積極的に発言し,自信のない子は聞くだけが多いのですが,今受け持っているこの3年生はどの子も自信を持って発表します。

Shige
Shige

特に2学期後半は私の理想の学習スタイルでした。3学期に入るとさらに驚くことが多くありました。

Shige
Shige

例えば,遅刻をしてきたり,机に顔を伏せて寝ていたりすることが多かった子が真っ先に手を挙げて,黒板に式を書き,説明図を描きました。

Shige
Shige

いつもは,

「わからへん。」

と,言う子も同じように出てきました。

Shige
Shige

文字を書くことが苦手な子(文字を書くことに時間がかかってしまうため,担任の先生がその子の代わりにノートに問題を書いている)も黒板に答えを書きに出て,なぜそうなるのかを説明出来ました。たくさんの子が積極的に説明できるようになりました。

Shige
Shige

私の役割は,子ども達の説明を繋げ,その時間のまとめにしていくことです。子ども達は自分の図や説明が活かされるので一生懸命に聞いて,笑顔になってくれます。

Shige
Shige

すこし間違えた答えでも間違えにせず,次につなげられるように心がけています。

Shige
Shige

この時の様子が,校長先生の「〇〇小日記」に上がっています。

Shige
Shige

その写真を見て分かったことは,子ども達がしっかり発表者を見て聞いていることと,いつもは担任の先生にノートに書いてもらっている子が下を向いて,自分でノートを書いていることです。

Shige
Shige

自分でできると笑顔になります。少しでもいい,自分のペースでいい,自分でできた喜びを大切にしたいと思います。

Shige
Shige

 「自分で問題を読み解く力を身に付ける」ことも同じだと思います。

復習問題を始めた時に,

みなと君
みなと君

「先生!何するの?!計算するの?!」

と,問題を読まずに声を出した子に対して,

担任の先生が

「そうやで」

と言ったので,

私は

Shige
Shige

「ちょっと待って!」

と即止めました。

ここで問題です。(下の方の答えは,読まないでくださいね)

問題1.Shigeさんは,なぜ即止めたのでしょうか。今回,選択肢はありませんので,文章でお答えください。(ヒント:Shigeさんの思いとは,何でしょうか。)

Shigeさんの答え;

なぜなら,自分で問題を読んで理解する力をつけさせたかったからです。実は,この問題は計算をするだけではなかったのです。問題には「くふうをして計算しましょう」と書かれてあり,本時の目標も「工夫して計算できる」だったのです。
だから,その子に問題を読ませました。「分からないときは2回,3回読んでね」と声を掛けました。そして,その問題のポイントとなる言葉「くふう」に気づくことが大事であることを合わせて説明しました。

*問題は筆算の計算で,35×20 です。

・1の位の00(35×0)を省くことができること

・20×35のように,かけられる数とかける数を交換できること

Shige
Shige

最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

Hiro
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